13,
2008
【邦題】未定(2008年内公開予定)【原題】El Orfanato
【あらすじ】夫のカルロス(フェルナンド・カヨ)と7歳の息子シモン(ロジャー・プリンス)と幸せな生活を送るローラ(ベレン・ルエダ)は、自分が幸せな幼少時代を送った孤児院で病気を患う子供たちの施設をオープンしようと、古い洋館に舞い戻ってくる。シモンは次第に不思議な話やそれほど無邪気とも言えない遊びのことを話すようになるが、カルロスはこれをシモンが自分に注意を引きたがっていると考えて気にも留めない。しかし、孤児院のオープニングが近づくにつれ、不可思議な事件が次々と起こるようになり・・・。(@Junglecity.com)
Un cuento de amor.
Una historia de terror.
(A tale of love. A story of horror)


「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロがプロデュースしたスペイン発ホラー。
主演は「空を飛ぶ夢」のべレン・ルエダ。
私、基本ホラーが駄目なんです。
昔は好きでよく見てたのに、最近はもうめっきり駄目で。
これも予告見た時から、すでにかなり怖そうで、絶対見ない!とか思ってたんだけど、
今回好奇心に負けて観てしまいました。
まず、一言。めっちゃ怖かった(汗)
心臓はバクバクですよ。
映画館で観なくてよかった…(汗)
アメリカのホラーとはまた違って、日本のホラーともどこか違う。
ヨーロッパ風味な、どこか文化的というか知性漂うホラーでした。
そして私がすごいなと思ったのが、ホラーでありながら、ホラーじゃないんです。
これって【家族愛】の話なのかな、と。
家族愛というよりは、【母と息子の絆】かな。
そして【大人の世界】と【子供の世界】も同時に描いてあるし。
ピーターパンの話が軸になってるのも興味深かった。
でも、怖さが半端じゃなくて…(汗)
ホラーを全然観てない私が言うのも変ですが、
今まで見たので一番怖いかも。
なんかね、背筋がぞぞぞっってくる怖さなんだよね。
夜中に観たので、眠れなくて、気晴らしにドラマ「Rookies」を観てから寝ました(笑)
此処からはかなりのネタバレを含むので、
読む方は注意してください。
☆☆☆☆☆
(ホラーで5つ星なんてこの先ありえなさそうだけど、
でもとにかくよくできていて、怖いだけじゃない。
もの哀しい、愛の形)
公式サイト
http://www.theorphanagemovie.com/ (英語)
物語の確信に触れちゃうから、一応念押しで、反転します。
Benignaが車にしかれたとこは、かなりビクッてしちゃったよ。
そして、連れてた乳母車にはあの頭巾をかぶった子供の人形が。
首に笛があって、それを掴もうとして、ぐわって腕を掴んだ時は、
本気でぎゃーー!って叫んでしまいました(笑)
でも、Benignaはトーマスのお母さんだったのね。
そして子供たちに毒を盛ったのもBenigna、だった?
子供たちの遺骸を捜すためにあの時は家に忍び込んで、スコップ持ってたんだよね。
ある意味精神がおかしくなっちゃったってことなのかな。
あと、霊媒師が来た所も怖かったなぁ。
あの声が漏れてくるとことか、かなりぞくってしてしまいました。
でもあの時の霊媒師の言葉はなんか胸に残った。
"When something terrible happens, sometimes it leaves a trace, a wound that acts as a knot between two time lines. It's like an echo. Repeated over and over, waiting to be heard.. Like a scar or a pinch, that begs for caress to relieve it.
You hear but not listen. Seeing is not believing. It's the other way around. Believe, and you will see. "
でも、この映画って色んな解釈ができるよね。
私なりのの解釈は、あの時、ラウラをバスルームに閉じ込めたのは、
やっぱりシモンだったと思うし。
あの頭巾を、シモンは"Tomas's Little House"を見つけた時に見つけてきて、
自分が見つけた秘密の場所に来てくれなかったラウラにちょっと怒りを感じた。
ちょっとだけ隠れてやろうと思ってあの場所に隠れてたら、
ラウラが、不運にもあそこにシモンを閉じ込めてしまった。
夜に彼女が聞いてた物音は、シモンが出して欲しくてドアを叩いてた音、だと思う。
もちろん、あのシモンやラウラがやってたゲームは、
幽霊というか死んだ子供たちの亡霊がやった、と思う。
そうじゃなきゃ説明つかないし。
あの、ガラスを割ったのだってそうだと思うし。
だけど、まさか「だるまさんが転んだ」で次々と幽霊が出てくるとはね…。
あのシーンめっちゃ怖かったよ。
見つけたシモンは……やっぱり死んでた。
あの狂ったように叫んでたシーンは、
もちろんようやく見つけたシモンが死んでた、というのもあるんだろうけど、
自分がシモンを閉じ込めてしまったことへの自分への叫びもあったんじゃないかなぁ。
で、睡眠薬を飲んで、向こう側の世界にいこうとした。
あの前に話し合いのところででてた、
「死が近い人間には亡霊が見える」みたいなのも頭にあったんじゃないかなぁ。
ライトハウスから光が出て、自分が覚えてる子供たちの顔が…。
みんなが寄ってきて、彼女の頬を触りながら、「ラウラだー」って近寄ってきて、
「ラウラ、年とったね、ピーターパンのウェンディみたいだ」っていうところは、
なんだかわかんないけど、ちょっと涙が出てしまいました。
「ずっと一緒にいて、僕たちのことを守ってね」みたいなことをシモンがいって、
彼女がほんのりと微笑む。
ある意味のハッピーエンドではあったんだろうなぁ。
結局はラウラも死んでしまったわけだけど。
旦那が戻ってきて、あのペンダントを見つけて、何かを見て微笑んだけど、
私は、旦那はきっとラウラと子供たちが
一緒にいるところを見たんじゃないかなぁと勝手に思ったけど。
実際はわからないけどね。
そんなわけで、やっぱり色んな解釈ができると思う。
でも、母は強し、だね。
旦那は結局信じられなくて逃げたっていうのに。
母の執念はすごいです。
やっぱり確かにホラーだけど、でもこれって愛の物語だなぁ。
もの哀しい愛の物語。






























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