【邦題】つぐない(2008年4月12日公開)
【あらすじ】1935年の英国。広大な邸宅で恵まれた生活を送る13歳のブライオニー(シアーシャ・ローナン)は、ある週末の日、姉のセシリア(キーラ・ナイトレイ)が、噴水に飛び込む姿を見る。庭師の息子のロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と口論になり、彼が花瓶を噴水に落としたのだった。セシリアに惹かれていたロビーは反省し、彼女への謝罪文を作成する。そしてその手紙をブライオニーに託すが、しかしそれは思わず書いてしまった、卑猥な内容の手紙だった。その手紙を読んでしまい、ひとり動揺するブライオニー。渡すつもりのなかった手紙を託したことに気づいたロビーは、セシリアのもとに駆けつけ無事に誤解を解くが、 2人が結ばれた光景を偶然目にしたブライオニーにとっては、ロビーがセシリアを襲っているように見えたのだった。やがて、屋外で女性が何者かに襲われる事件が発生。現場に居合わせたブライオニーは、ロビーが事件の犯人だと証言する。こうしていくつかの誤解の末、ロビーは性的犯罪者として収監され、2人の運命は悲劇へと導かれてしまう…。(@Cinemacafe)

アカデミー賞でノミネートだけはいっぱいされてたけど、
あんまり賞自体は取ってなかったのが印象的だったのよね。
なんだか、なんとも皮肉な、悲劇な話しで…。
こういうちょっとした【嘘】が大きなものへと変化して、
いつのまにか自分の手には負えなくなって、
誰か別の人の運命を変えてしまう、ということは日々の中で良くあることだと思う。
そんな嘘によって引き裂かれてしまった恋人同士と、
その嘘をついたことにより二人の運命を変えてしまったという罪を背負って、
生きていかなければならない少女の様子が良く描かれていたと思う。
でも、ちゃんとした心情なんかはやっぱり本を読んだ方がいいのかな。
なんか時間が戻ったり、早まったりして、
最初はちょっと「ん?」と入り込みにくいなと思ったけれど、
それも終盤へと繋がるにつれてその意図が見えてきて興味深かった。
それにしても13歳のブライニーを演じてた少女。
なんかすごい存在感。なんだろ、雰囲気なのか、目力なのか…。
とにかくなんかちょっとぞくっとしてしまった。
以下、ネタバレのため自己管理でお願いします。
☆☆☆☆
公式サイト
http://www.tsugunai.com/
きちんと戦争から戻ってきて、たとえ長い間はなれていても、
幸せになったんだとばかり思ってたので、
最後の方で、年を取ったブライニーが自分が書いた本の話をし始めた時は、
なんともちょっとショックだったなぁ。
生きていてくれて、二人が一緒にいるとわかった上で、
責められた方が何倍も楽だったろうに…。
自分のせいで二人の仲を引き裂いた上に、
結局二人はまた一緒になることなく生き別れてしまった…。
せめて、本の中だけでも幸せになってほしいという思いが切実に表れてて、なんともなぁ…。
13、4歳といえば多感な年頃だもんな。
恋心を抱いてたロビーが自分の姉とすきあっているのだと知って、
少なからず嫉妬心も混じっていたんだろう。
それと同時に、あぁいう行為を見てしまったことへのどこか嫌悪感とか…。
知らないことへの恐怖もあったのかもしれない。
とにかく、なんだかなんともやりきれない話でした。
邦題の「つぐない」ってのも今回はぴったりね。





























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