Atonement (2007)/つぐない

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【邦題】つぐない(2008年4月12日公開)
【あらすじ】1935年の英国。広大な邸宅で恵まれた生活を送る13歳のブライオニー(シアーシャ・ローナン)は、ある週末の日、姉のセシリア(キーラ・ナイトレイ)が、噴水に飛び込む姿を見る。庭師の息子のロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と口論になり、彼が花瓶を噴水に落としたのだった。セシリアに惹かれていたロビーは反省し、彼女への謝罪文を作成する。そしてその手紙をブライオニーに託すが、しかしそれは思わず書いてしまった、卑猥な内容の手紙だった。その手紙を読んでしまい、ひとり動揺するブライオニー。渡すつもりのなかった手紙を託したことに気づいたロビーは、セシリアのもとに駆けつけ無事に誤解を解くが、 2人が結ばれた光景を偶然目にしたブライオニーにとっては、ロビーがセシリアを襲っているように見えたのだった。やがて、屋外で女性が何者かに襲われる事件が発生。現場に居合わせたブライオニーは、ロビーが事件の犯人だと証言する。こうしていくつかの誤解の末、ロビーは性的犯罪者として収監され、2人の運命は悲劇へと導かれてしまう…。(@Cinemacafe)



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アカデミー賞でノミネートだけはいっぱいされてたけど、
あんまり賞自体は取ってなかったのが印象的だったのよね。

なんだか、なんとも皮肉な、悲劇な話しで…。
こういうちょっとした【嘘】が大きなものへと変化して、
いつのまにか自分の手には負えなくなって、
誰か別の人の運命を変えてしまう、ということは日々の中で良くあることだと思う。
そんな嘘によって引き裂かれてしまった恋人同士と、
その嘘をついたことにより二人の運命を変えてしまったという罪を背負って、
生きていかなければならない少女の様子が良く描かれていたと思う。

でも、ちゃんとした心情なんかはやっぱり本を読んだ方がいいのかな。

なんか時間が戻ったり、早まったりして、
最初はちょっと「ん?」と入り込みにくいなと思ったけれど、
それも終盤へと繋がるにつれてその意図が見えてきて興味深かった。

それにしても13歳のブライニーを演じてた少女。
なんかすごい存在感。なんだろ、雰囲気なのか、目力なのか…。
とにかくなんかちょっとぞくっとしてしまった。


以下、ネタバレのため自己管理でお願いします。

☆☆☆☆



公式サイト
http://www.tsugunai.com/


無罪の罪で捕まって戦争へと行くことになったロビー。
きちんと戦争から戻ってきて、たとえ長い間はなれていても、
幸せになったんだとばかり思ってたので、
最後の方で、年を取ったブライニーが自分が書いた本の話をし始めた時は、
なんともちょっとショックだったなぁ。

生きていてくれて、二人が一緒にいるとわかった上で、
責められた方が何倍も楽だったろうに…。
自分のせいで二人の仲を引き裂いた上に、
結局二人はまた一緒になることなく生き別れてしまった…。
せめて、本の中だけでも幸せになってほしいという思いが切実に表れてて、なんともなぁ…。


13、4歳といえば多感な年頃だもんな。
恋心を抱いてたロビーが自分の姉とすきあっているのだと知って、
少なからず嫉妬心も混じっていたんだろう。
それと同時に、あぁいう行為を見てしまったことへのどこか嫌悪感とか…。
知らないことへの恐怖もあったのかもしれない。

とにかく、なんだかなんともやりきれない話でした。
邦題の「つぐない」ってのも今回はぴったりね。





Posted by あすか。
category:[外国映画]イギリス
comment(6)    trackback(5)

thema:公開予定前の映画 - genre:映画


comment
>とらねこさん

こんにちは☆

本当に多感な年頃ですしね。
ちょっとした悪戯心というのもあったかもしれませんね。
まさかそんな些細な嘘があんなに大きなことになるなんて思ってもいなかったんでしょうね。
なんともやりきれないお話でしたよね。

2008/04/24 09:09 | URL | edit posted by ○あすか○
☆ネタバレのコメントです☆
こんにちは、あすかさん☆

少女ブライオニーの気持ちを考えると、あの時そう言ってしまったのが、すごく分かる気持ちがするんです。
自分の知らない世界への嫌悪感というものもあって、
おっしゃる通り、ロビーに対して憧れがあって、
それから、姉への嫉妬心があって・・
後でどれだけ自分を許せない気持ちになったかと思うと、本当に辛くなりました・・・。
2008/04/23 12:52 | URL | edit posted by とらねこ
>nonさん

こんにちは☆
本当にやるせないお話でしたね。
自分が犯した罪とはいえ、少女の多感さがあそこまで悲劇を生み出してしまうとは…。
皮肉だったのは、あの従妹の女の子と、おじさんが結婚していたところ。
あれも、お話だったんでしょうか?それとも現実?
まぁどちらにしても皮肉なものですよねぇ。
2008/04/15 00:48 | URL | edit posted by ○あすか○
こんにちは〜♪ TB、コメントありがとうございました☆

いやぁ・・・何とも切ない、胸が苦しくなる作品でした。
引き裂かれた2人の運命もとても哀れで辛いけど、
幼さ故の罪を犯したブライオニーの事を思っても辛い・・・

おっしゃる通り、彼女の初めての恋心も悪さをしたのだと思います。
美しくて大人な姉への嫉妬やロビーへの思い、それプラス彼女特有の想像力、日頃からの鬱憤もあったのでしょうね。
それらが真実を歪めてしまった・・・・
13,4歳と言えば、まだまだ物事の本質なんて分かる年頃ではないし。

とにかく色々余韻が残る作品でした。
ほんと、2人が生きていて責められることの方が、寧ろ人として楽だったでしょうねぇ・・・・

2008/04/13 19:00 | URL | edit posted by non
>migさん

観てました〜。DVDだけど。
期待以上でしたかー。
私も曲とか好きでした。
そしてちょっと色々きれいでしたよね。
キャストもぴったりだったような気がします。
2008/03/27 11:12 | URL | edit posted by ○あすか○
あすかちゃん★


観ていましたのね〜。
わたしも良かった!この作品、期待以上でした。
ちょっとした誤解や嘘から実の姉の幸せを引き裂いた、、、
脚本も良かったケド、カメラや曲も素晴らしかったなー。
2008/03/27 10:40 | URL | edit posted by mig
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失われたふたりの時間と取り戻せないひとつの嘘。
| amapola | 2008.05.04 10:39 |
予想したよりずっと面白く、上手に描かれていて、ウットリ。人の気持ちのスレ違いが、悲劇を生む物語。・・・
| レザボアCATs | 2008.04.23 12:43 |
\"つぐない\"といえば、テレサ・テンですが、、、 って世代がバレるか{/dododo/} こちらの作品、 今年のアカデミー賞作品賞のノミネートに、ゴールデングローブ賞作品賞受賞{/hakushu/} トロント映画祭でも高評だったし、その地味なタイトルとは裏腹に、期待が高まるのは...
| 我想一個人映画美的女人blog | 2008.03.27 10:41 |
2007年度映画の英国アカデミー賞で、凄く沢山の受賞をしたとのことですが、なるほど・・と思う部分と(アメリカの賞じゃなくて、イギリスのだ...
| ポコアポコヤ 映画倉庫 | 2008.03.20 14:48 |
格式高いアカデミー会員が好きそうな英国産の悲恋物語がAtonement(つぐない)。 シーンの導入部分にタイプライターの音がオーバーラップする懐かしい構成と光を上手く使った映像が印象に残る秀作です。イギリス郊外のディナージャケットとシルクと煙草が残るお屋敷で、K...
| 表参道 high&low | 2008.03.20 14:24 |