The Namesake (2006)/その名にちなんで

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【邦題】その名にちなんで
【あらすじ】1974年、インド・コルカタ(カルカッタ)の学生アショケは、列車での旅の途中、親しくなった老人から“海外に出て経験を積め”とアドバイスされる。その直後、列車は転覆、アショケは手にしていたゴーゴリの『外套』が目印となり、奇跡的に救出される。3年後、アメリカの大学で工学を学んでいたアショケは、見合いのためコルコタに戻りアシマと結婚すると、彼女を連れてニューヨークで新婚生活をスタートさせる。慣れないアメリカでの生活に戸惑うアシマだったが、やがて夫婦の間に元気な男の子が生まれる。ちょっとした行き違いもあって、その子の名前はゴーゴリに決まる。しかし、ゴーゴリは成長するに従って自分の名前を嫌がるようになり、大学生になるとニキルと改名してしまう。



母は、父に僕という奇跡を与えた。
父は、僕の名前に奇跡を刻んだ。



The Namesake photo



予告観た時からずっと観たかったのです。
直感は当たって、やっぱり私の中でお気に入りの映画になりました。


観終わったあと、少し余韻に浸りたくなる、そんな映画。

インド映画はいつもどこか親近感を沸かせる。
それは、インド人のホストを持っているというのもあるのだろうけれど、
何がそうさせるのかわからないけれど、インドには行ったこともないくせに、
いつも魅了されて、勝手に親近感が湧いてしまう。不思議。

映画は見合いシーンから始まる。
結婚して、アメリカに渡り、知り合いも何もいず、
天候も文化も何もかもがまったく違う場所での一からのスタート。
アショケとアシマの雰囲気がとても良くて、
決してこまごまとは描かれていないのだけれども
二人の距離感や雰囲気に魅かれた。

やがて息子が生まれ、娘が生まれ、そして子供たちも巣立っていく。
映画ではどこか息子ゴーゴリを軸として回っていくのだけれども、
彼が成長していくにつれて、すれ違っていく親子関係。

インドで生まれ育ってきた両親と、アメリカで生まれた子供たち。
彼らの文化的価値観の違いなど本当に2世ならではなんだろう。
そんな違いに戸惑う母親アシマの苦悩がとてもよく描かれていて、
アシマ演じるタブーの美しさに見惚れるばかり。
始めはどこかか弱そうに見えた彼女だけれども、
母親になってそうさせたのか、儚げなさそうで凛とした美しさ。
芯の強さのようなものが彼女の表情からものすごく表れてて、
それが悲しみに歪む姿も、また美しく、胸を引き締められる感じ。

両親の苦悩もだけれども、自身のアイデンティティを上手く見つけられずに
悩んで苦悩するゴーゴリの様子も良く描かれていた。
二つの国に引き裂かれ、自己確立をしていくのは2世ならではの悩みだろう。
ついつい、もし自分が子供を持ったときのことなんか考えてしまった。


長い時間をかけて、映画は流れていくんだけれども、
音楽も美しく、映像も美しい。
心にすとん、と落ちてくるような映画でした。




公式サイト
http://movies.foxjapan.com/sononani-chinande/




Posted by あすか。
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Monsoon Wedding (2001)/モンスーン・ウェディング

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【邦題】モンスーン・ウェディング
【あらすじ】一人娘アディティ(ヴァソンダラ・ダス)の結婚を控え、ラリット(ナジルラディン・シャー)の家では式の準備が進んでいる。親戚一同を集めた伝統的な儀式に仕上げるため、プランナーを雇って大忙しの毎日。アディティの結婚相手はアメリカでエンジニアをするヘマント。彼女が親の決めた結婚を突然承諾したのは、勤め先のテレビ局で不倫をしていた恋人との将来を絶望したためだ。ラリットの屋敷に集まった親戚一堂は、式の準備と共に様々な人間関係を織り成してゆく…。(@goo映画)



あまい涙。
しょっぱい涙。
にがい涙。
涙の数だけ
幸福になれる。



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これって、もう7年も前の作品なのね!
ずーっと見ようと思ってて、いっつもおきざりで…。
でも学校の図書館にあったので借りてみました。

笑いあり、涙もありで、
結婚式までのドタバタ具合がうまく描かれてました。
[家族とは]。そういうのがテーマにもあるようで。
大家族の中に描かれる様々な人間関係が面白かった。

あと数日で結婚だというのに全然幸せそうじゃない花嫁。
そんな花嫁を差し置いて、準備だけは刻々と進んでいく。
絡みあった糸が少しずつ解けていく様子が良かった。

花嫁の家族の支配人の女の子と、
ウェディングプランナーとの恋も可愛かったし。

でも、やっぱ一番ちょっとうるっときてしまったのはパパかな。
ずっと娘のようにして可愛がってきた子の真実を知ったとき、
普段マッチョ全開のパパが、啜り泣くように、
ママに寄り添って泣くところ、そして彼が"娘"を守るためにとった決断。

インド、やっぱいいなぁ。





Posted by あすか。
category:[外国映画]インド
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