【原題】LA VIDA SECRETA DE LAS PALABRAS
【邦題】あなたになら言える秘密のこと
【あらすじ】過去の苦難の記憶を胸に秘め、誰とも言葉を交わすことなくひたすら孤独な毎日を送る若い女性、ハンナ。工場でも黙々と仕事をこなす彼女だったが、ある日、働き過ぎが問題となり、無理やり1ヵ月の休暇を取らされてしまう。宛てもなく長距離バスに乗り込んだ彼女は、ひょんなことから海の真ん中に浮かぶ油田掘削所でジョゼフという男性の看護をして過ごすことに。彼は事故でひどい火傷を負い、一時的に視力を失っていた。それでもユーモアを失わないジョゼフは彼女に名前や出身地を質問するが、ハンナは決して答えようとしない。この油田掘削所で働いている男たちは、それぞれに事情を抱えた者たちばかり。閉ざされた空間でそんな風変わりな男たちと生活を共にするうち、ハンナも少しずつ人間らしい感情を取り戻していくが…。(@allcinema)
彼女の名前はハンナ
友達・家族・趣味・将来の夢──すべてなし
どこで生まれ、何をしていたのか?
過去のことは聴かないで

「死ぬまでにしたい10のこと」は随分昔に観たのだけれども、
これは観てなかったので、ようやく鑑賞。
ペドロ・アルモドバルが総指揮だったというのは知らなかったな。
サラ・ポーリーといえば、最近では「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」で監督としても
実力を発揮しているけれども、女優としての彼女も好きです。
決して美人というわけではないのに、ミステリアスな魅力があって、
透明感溢れてて、惹かれてしまう。
さて、映画についてなのだけれども静かに淡々と進んでいくのに、
その奥にはとんでもない闇が潜んでいて、
そんな闇が明らかになると、ふつふつとした怒りとともに、
悲しみ、やりきれなさ、と色んな感情が渦巻いてくる。
何も知らずに踏み込んでしまった彼女の人生。
自分のことなどほとんど話さなかった彼女が初めて語った自分のこと。
その時の彼の衝撃も大きかっただろうけれど、
彼女は一体どんな気持ちだったのだろうと考えるとまた複雑だ。
でも、そんな闇を照らすように浮かび上がるかすかな光。
どんな過去があろうと、人を傷つけるのが人であろうと、
またその傷を癒してくれるのも人であるのだ。
☆☆☆☆













































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