Innocent Voices (2005)/イノセント・ボイス 12歳の戦場

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【原題】VOCES INOCENTES
【邦題】イノセント・ボイス 12歳の戦場
【あらすじ】1980年代、エルサルバドルではアメリカの支援を受けた政府軍と、貧しい農民を中心に組織された反政府勢力FMLNとの激しい内戦が繰り広げられていた。父親がアメリカに去って以来一家の大黒柱となった11歳の少年チャバの日常も、友だちや好きな女の子との楽しい時間の一方で、家の中にまで銃弾の嵐が降り注ぐという常軌を逸した日々が続いていた。そしてそんなチャバに、さらなる過酷な運命が迫っていた。政府軍は少年たちが 12歳になると、有無を言わさず彼らを“兵士”として徴集してしまうのだった。やがて、ついに迎えた12歳の誕生日。その時、少年チャバが選択した運命とは。(@allcinema)



神様、きこえますか?
ぼくは戦わなければいけないのですか?



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こういう映画は観終わったあとに、哀しみもだけど、怒りも同時に訪れる。

どうして…という、むなしさと、
戦争・争いというものを馬鹿の一つ覚えのように
繰り返す人間の愚かさに対する怒り、ふがいなさがふつふつと込上げてくる。

「喉が渇いた」
「足がいたいよ」
雨の中、両手を頭の上で組んで、
軍人に銃を突きつけられながら歩く少年の呟く言葉から始るオープニング。
そこからぐっと引き込まれたかと思えば、
子供たちの笑顔に戻る。

11歳の少年。小学6年生の年。
普通に学校に行って、好きな女の子だっていて、
遅く帰ればお母さんに怒られて。
そんな普通の日々…のように見えるけれど、夜になると銃声が飛び交う。

エルサバルドル。内戦の真っ只中。
政府軍と反政府軍のゲリラ。
少年たちは12歳になるといやおうなしに政府軍に連れ去られてしまう。
普通に暮らしていた少年たちが、次の日には人を殺してたりするのだ。
いい意味でも悪い意味でも飲み込みの早い少年たちは、
いいように大人に"洗脳"されて、いつのまにか平気で人を殺せるようになってしまう。
主人公チャバの友達アントニオが軍に攫われ、
次にチャバが彼にあったとき、アントニオはすっかり変ってしまっていた。

普段の少年たちの笑顔があまりにも眩しく可愛いからなお更のこと、
銃声の音や、焼かれていく街、争いの様子が一層浮かび上がった気がした。


こういう内戦に発展してしまった原因。
政府軍の武器を支える金を送る国々。
(…この場合はアメリカ。というか、ほとんどの場合アメリカ…)
そういう現状にもまた怒りが込み上げる。
根は深い。




公式サイト
http://www.innocentvoicesmovie.com/


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La Hija del Canibal (2003)/カマキリな女

カマキリな女 カマキリな女
セシリア・ロス、ロサ・モンテロ 他 (2006/01/13)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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【あらすじ】年末のブラジルへのバケーション途中、ルシアの夫ラマンがメキシコの空港のトイレに行ったまま忽然といなくなった。夫に何があったのか。必死で探すルシアだが、夫は依然見つからない。夫を捜索する内に、不可解なことも出てくることで、ルシアは夫のラマンが本当は誰なのか、どんな世界の人なのか分からなくなる。不安な気持ちにゆれるルシア。そんな折、同じアパートに住む2人に出会い、捜索を手伝ってもらうことに。1人は銃の密輸をし追放された、ルチアの親と同世代くらいの老人、“フェリックス”。もう一人は、ルチアの子供と同世代の、若いミュージシャン、“アドリアン”。2人と出会ったことをきっかけに、ルシアは自分の人生を見直すことに……そして、見る見るうちに変わっていくルシア。さらに、アドリアンと恋に落ち、今までの平凡な「妻」という人生から、新しい「人生」に激しく流れていく。


こういう感じの作品が好きです。
いや、どういうのかわからないで借りたけど、やっぱり好きだなぁ、と。
主演の女優さんも好き。結構よく出てるよね、色んな作品に。
ダイアン・レインを思わせる感じかな。

さて、内容についてだけど、夫が誘拐されて、夫を検索しはじめるんだけど、
ひょんなことから同じアパートに住む二人の男性と住むことに。
おじいちゃんと、若い男の子。
この夫探しの旅がなんかある意味自分探しのたびのようになっていき、
それがまるで夢のような、なんとも現実味がなく展開されていって。

夫は、死んだのかと思いきや、色々と謎が出てくるし。
サスペンスでもあるけど、でもなんかふと暖かさみたいなのも感じた。
あとはやっぱり彼女自身の自分探しのたびでもあったのかな。

誘拐された夫を探すという名のもとで、
実は自分が一番現実逃避というかそんなものをしてたんじゃないのかな。


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The Crime of Padre Amaro (2002)/アマロ神父の罪

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【邦題】アマロ神父の罪
【あらすじ】メキシコ・アルダマ地方。ここに将来を嘱望された若きエリート神父アマロが赴任してくる。彼はそこで、ベニト神父の手伝いをしながら、素晴らしい神父になるための様々なことを学んでいくはずだった。しかし、アマロはベニト神父の秘密を知りショックを受ける。ところが、そんな彼も美しく信仰心に篤い16歳の少女アメリアと親しくなるうち、自らの心の中に許されぬ感情が芽生えていることに気づくのだった。やがて2人は一線を越え、肉欲の世界に溺れていく。しかし一方で、アマロは聖職者としての野望も捨てきることができず、決断を迫られるのだった…。



ガエルくんの映画なのに、なかなかチャンスがなくて見てなかった。
なので久々に観たけれど……なんとも。
これもまた後味の悪い作品で。

…此処から、ネタばれなのでそれでもいいかただけどうぞ。


オフィシャルサイト

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Posted by あすか。
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thema:洋画 - genre:映画


Amores Perros (2001)/アモーレス・ペロス
アモーレス・ペロス ― スペシャル・コレクターズ・エディション アモーレス・ペロス ― スペシャル・コレクターズ・エディション
ガエル・ガルシア・ベルナル (2002/09/27)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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【邦題】アモーレス・ぺロス
【Cast】Emilio Echevarria, Gael Garcia Bernal, Goya Toledo, Alvaro Guerrero, Vanessa Bauche
【Director】Alejandro González Iñárritu
【Length】2 hrs 33 mins
【Genres】Art/Foreign, Drama and Thriller
【Story】メキシコシティ。ダウンタウンに住む青年オクタビオは、強盗を重ねては放蕩を続けている兄ラミロの妻スサナを密かに恋していた。ラミロの仕打ちに苦しむスサナもオクタビオには悩みを打ち明けるのだった……。スペインからやってきたモデル、バレリア。仕事も成功し、不倫相手のダニエルも妻と別居し、2人はマンションでの新たな生活を始めるのだったが……。初老の殺し屋エル・チーボのもとに新たな仕事の依頼が舞い込む。エル・チーボは殺す相手の行動を観察する一方、昔捨てた自分の娘の後を追い、こっそり家に忍び込む……。


なんとも言いがたい作品でした。
またまたガエルくん目当てでみはじめたのだけれども、
雰囲気に飲み込まれました。

ちょっと「Crash」を思い起こさせる作品。
違う場面の中で、異なる人物たちがどこかで繋がっていて。

人間の脆さとか、弱さとか、狡さとか、そんなものが描かれてる。

こういう作品はなんだかちょっと観ていて胸が苦しくなる。


Posted by あすか。
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