Reservation Road (2007)/帰らない日々

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【邦題】帰らない日々(2007年7月26日公開)
【あらすじ】9月の暖かいある夜、大学教授のイーサン(ホアキン・フェニックス)一家は最愛の息子を突然の事故で失ってしまう。妻のグレース(ジェニファー・コネリー)、一人残された娘のエマ(エル・ファニング)それぞれが、事故は自分の責任だと思い込み、哀しさのあまり家族の心は離れ離れになっていく。遅々として進まぬ警察の捜査に業を煮やしたイーサンは弁護士に調査を依頼する事を決意。小さな町の弁護士事務所を訪ねると、事件を担当する事になったのは、ひき逃げ犯人ドワイト・アルノー(マーク・ラファロ)その人だった。事故をきっかけに崩壊していく2つの家族、2人の父親。互いの運命が交錯する時、思いもよらない結末が2人を待っていたのだった・・・・・。(@CinemaLeaf)



あの日、あの場所で、
すべてが変わった



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ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ監督の新作。
役者陣もしっかりとした顔ぶれで、このシリアスなヒューマンドラマを作り上げてました。
原作の本があるようですが、未読。ちょっと読んでみたくなった。

悲劇はちょっとしたことから始まる。
それは前触れもなくやってきて、そして静かに広まっていく。
二組の異なる家族。どちらも幸せそうな笑顔。
それが、たった一瞬の事故によって変わり果ててしまう。


☆☆☆☆


公式サイト
http://www.kaeranaihibi.jp/


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THE BUCKET LIST (2007)/最高の人生の見つけ方

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【邦題】最高の人生の見つけ方
【あらすじ】 家族を愛するまじめで心優しい自動車整備士のカーターと、一代で莫大な富を築いた傲慢で孤独な実業家のエドワード。そんな対照的な初老の男2人は、ひょんなことから同じ病室に入院、揃って余命6ヵ月の宣告を受けてしまう。そんな時、カーターはかつて恩師から教わった死ぬまでに叶えたいリスト“バケット(棺桶)リスト”を書き出してみるのだった。それを見たエドワードはこのアイデアを気に入り、バケットリストを実行しようと、2人で病院を抜け出し人生最後の旅に出るのだが…。(@allcinema)




余命6ヶ月、
一生分、笑う。



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ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
二人の名優とくれば、内容に捻りがなくてもそれ以上の活躍をしてくれるからすごいね。

自分の死期がわかって、たまたま病院で同室だったため、
友達になり、一緒に旅行をすることになる。
二人の今までの人生がまったくというほど反対だったのも良かったし、
それぞれのキャラクターが俳優それ自身にみえてちょっと面白かったです。
そしてこの二人に負けてなかったのが、秘書。うけるよ、彼(笑)

でも、これ妻の立場から見たらどうなんでしょう。
長いこと連れ添ってきて、彼が死ぬというのに、
その当本人はよく知らないたまたま隣のベッドにいた患者と、旅行にでかける。
もっと家族と過ごしてもいいような気もしたけど、
行かせてあげることもまた思いやりになるんだろうなぁ。

暖かくて、じんわりくる。
本当に一期一会だね。

☆☆☆(3.5)


公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/

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thema:DVDで見た映画 - genre:映画


Grace is Gone (2007)/さよなら。いつかわかること

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【邦題】さよなら。いつかわかること
【あらすじ】シカゴのホームセンターで働くスタンレーのもとに、ある日、イラクに出征中の妻グレイスの戦死の報が伝えられる。気持ちの整理がつかないスタンレーは、2人の娘、12歳の長女ハイディと8歳の次女ドーンにその事実を伝えることができない。いたたまれなくなったスタンレーは、彼女たちを車に乗せると、ドーンが行きたがっていたフロリダの遊園地を目指して突然の家族旅行を始めるのだったが…。(@allcinema)



笑うとき 目覚めるとき
眠るとき 海を眺めるとき
必ずママを思い出します



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静かに、ほろり、と涙が流れました。

ゆっくりと流れる時間。
その淡々とした調子が余計に哀しさを浮かび上がらせる。
丁寧に描かれていて、心に沁みました。

母親がイラクに出征していて、残された娘二人と父親。
突然知らされる妻の死にどう対応していいかわからず、
娘たちに知らせることもできなくて、
突然、「何か楽しいことをしよう」と娘たちを連れ出す。

そんないつもと違って突拍子もないことを言い出す父に、
何かがおかしい、と感じる長女と、素直にそれを喜ぶ次女。
もしかして仕事をクビになったのだろうか…とまで心配する長女。
やっぱり子供というのは親の変化に過敏ですね。

デパートで、ずっとダメだといわれてたピアスをあけてもらって、
ドレスも買ってもらって、うきうきの妹。
知らない親子に「いいでしょ、いま開けたばっかりなの」って言って、
「あら、よかったわね」とあっさりと返された時の彼女の顔。
きっと彼女はお母さんに見せたかったんだろうなぁ。
おもちゃのお家に閉じこもって、お父さんと話をして、
3人でハグするところはよかったなぁ。

あと、見ていてなんとも辛かったのが、
お父さんが、留守電の奥さんの声を聞いて、
話しかけているところ。
どうやって子供たちに話したらいいのかわからない…と。
あと自分じゃなくて妻が遠征したことへのコンプレックスを感じていたこと。
時間はかかったけれど、こうして子供たちに隠して、
すべてを投げ出して夢の遊園地に行きながら、
嫌でも妻の死を受け入れなきゃいけなくなったんだろうなぁ。

遊園地での楽しそうな姿もどこかものがなしくて、
いついうんだろう…と思ったけれど、
きっとこの物語はそのいうまでの過程が大事であるから、
そのいままでの積み重なりで、最後はほろっときてしまいました。

映画はここで終わるけれども、
きっとこれからが大変なんだろうなぁ。
娘二人を一人で育てていくシングルファザー…。

こういった時間の流れも好きだし、
過程がとても丁寧に描かれていて良かったです。

☆☆☆☆



公式サイト
http://www.sayonara-itsuka.com/
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Charlie Wilson's War (2007)/チャーリー・ウィルソンズ・ワー

Charlie Wilsons War
【邦題】チャーリー・ウィルソンズ・ワー
【あらすじ】テキサス選出の下院議員チャーリー・ウィルソンは、美女とお酒をこよなく愛するお気楽議員。それでも、根は優しく持ち前の大らかな人柄で、周囲の人々からは愛される存在だった。そんなチャーリーはある日、テキサスを代表する富豪の女性ジョアンから、ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を救ってほしいと頼まれる。政治にまるで興味のない政治家、チャーリーだったが、アフガンの実情に心を痛め、一肌脱ぐ決意を固める。さっそく、大国ソ連を相手に二の足を踏む政府を横目に、CIAのはみ出し者、ガストの協力を得ながら前代未聞の極秘作戦を開始するチャーリーだったが…。(@allcinema)



たったひとりで世界を変えた
本当にウソみたいな話。
“Based On The True Story”



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トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・ホフマンと来たら、
見るしかないでしょー、って感じのこの映画。
前にどっかのホテルにいたときに、メイキングの映像も見てたから気になってたわけです。

で、実際に見たけれど、私は良かったと思う。
なんかコメディチックな感じで宣伝されてたけど、
私はついつい、なぜ、今の時期のこの映画が放映されたのか、
ということを考えてしまった。

もちろんチャーリー・ウィルソンという人物を描いた映画ではある。
彼が動いたことによって、誰も止めることができなかった、
ソヴィエト軍を、アフガニスタンで止めることができた、という話でもあると思う。
でも、私にはそれらはお飾りにしかすぎなかったんじゃないかと思う。
この映画のメッセージ性は何気にアメリカ政府に対する批判じゃないのかな。
もちろん、私が深く読みすぎかもしれないけど、
実際にさらっと見れば、【アメリカ万歳】的な映画に見えるかもしれない。
でも、私には映画の最後の方こそがこの映画の重要ポイントだったと思う。

アフガニスタンがソヴィエト軍を倒した。
ソヴィエト軍が橋を渡って、誰もがこれですべてが終わりだと思った。
でも、実際何ひとつ終わっていないんだよね。
フィリップ・ホフマン演じるガスの言葉が本当にその通りだな、と。
アメリカはいつもそうだ。
手を出すだけ出して、それで終わり。
"敵"と呼ばれる相手さえ倒してしまえばそれですべてが終わったと思っている。
ミッション終了。"成功"した、と。
でも実際そんな後こそ、援助が必要であって、お金が必要。

それを最後のミーティングの現場が物語っていたと思う。
トム・ハンクス演じるチャーリーが
「1兆円もつぎ込んだのだから、国を立て直すのになぜもう1億円かけられないのか」
という言葉に、一人の男がこう答える
「そんなパキスタンのことなんて誰が気にするんだ?」
そして、チャーリーが応える。
「パキスタンじゃない、アフガニスタンだ」

このシーンはすごくアメリカの考え方を皮肉ってたと思う。
パキスタンもアフガニスタンも彼らにとっては同じだ。
戦争にお金はつぎ込むのに、アフターケアにはお金をかけない。
この映画はそれを批判したかったんじゃないかと思う。
イラク"戦争"が未だ続いている今だからこそ。
(それになんとも皮肉なことに、この時代ではソ連を倒すために
アフガニスタンを援助してたのに、いまとなっては、
掌を返したように、今度はアメリカがアフガニスタンを撃ってるんだもんな…。
本当に結局は何も変わっていない……)

私には何気にメッセージ性の強い映画に思えた。

☆☆☆☆


まぁ、政治っぽい話はここまでとして、
私は話のテンポや会話のセンスなんかも面白かったな、と。
特にフィリップ演じるガスがいい!
ずばずばっと切れるし。
でも、あんな会話を日本語に直すのは難しいだろうなぁ…。
それがまた翻訳家さんの腕なんだろうけれども。

で、キャストについて。
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何気に結構みんな雰囲気出てるんじゃないんでしょうか。
ガスなんて結構そっくりだったし(笑)
ジュリア演じたジョアンも、実際のジョアンがメイキングに出てたけど、
本当にざっくばらんとした女の人なんだよねー。

あと脇には「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。
そして「ジェイン・オースティンの読書会」のエミリー・ブラントもちょこっとだけ出てた。




公式サイト
http://www.charlie-w.com/


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Lars and the Real Girl (2007)/ラース・アンド・ザ・リアル・ガール

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【邦題】ラース・アンド・ザ・リアル・ガール(2008年公開予定)
【あらすじ】“Lars and the Real Girl”は、感情的な重荷のせいで人生を謳歌できない男についての感動的で楽しくユーモラスな物語である。長年、ほとんど孤独に暮していたラース(“Half Nelson”でアカデミー賞にノミネートされたライアン・ゴズリング)は、インターネットで知り合った友達のビアンカを家に招待する。彼はビアンカを兄のガスとその妻カレンに紹介するが、彼らは唖然とする。彼らはラースにもビアンカにも何を言えばよいかわからなかった――なぜなら、彼女は生身の人間ではなく等身大の人形であり、彼は彼女を生きているかのように扱っているからである。彼らはかかりつけの医者に相談し、その医者は、これは彼が創造した妄想であり――理由はまだわからないが、彼らはそれに付き合うべきであると説明する。そして、ラースと彼をとりまく人々の感情の旅が始まる。(@VARIETY JAPAN)



The search for true love begins outside the box


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やっぱりライアン・ゴスリング、いい!
もう彼の映画観るたびに彼の演技力というか、雰囲気というか、
そういうのに毎回感心させられるけれども、
今回の役もまさに彼だからこそこんなにどこか可笑しく、
でも哀しく、そして微笑ましい映画にできたんだと思う。

それにしても、自分の弟がある日セックスドールを自分の彼女だと紹介した日には、
驚かずにいられないわけないよね。「クレイジーだ!」っていいたくもなるよね(笑)
人との距離をずっととっていたラースの方から彼女を紹介したい、
って言われて、ものすごく喜んでた兄夫婦だからこそ余計だよね…。
でもとにかく発狂しそうなお兄ちゃんに比べて、
驚いてショックを受けてるものの、なんとか受け止めようとする義理姉。
彼女の存在はこの映画では大きかったと思うなぁ。
そして、ラースは、彼女をどこか自分の死んじゃったお母さんを重ねてたんだろうなぁ。

とにかくちょっとしたことが面白いんだよね。
人形に本気で話しかけてるラースのシーンが面白くて。
もちろんちょっと哀しくもあるけど、でも、そのやさしさがどこか微笑ましい。
最初はこの出来事にびっくりして冗談を言って馬鹿にしてた街の人々だけど、
次第に街の人々も、ビアンカを"彼女"として迎え入れて接していく…。

とにかく人の温かさを感じる映画でした。
☆☆☆☆☆


公式サイト(英語)
http://www.larsandtherealgirl-themovie.com/



以下、ネタバレ。


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The Kite Runner (2007)/君のためなら千回でも

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【邦題】君のためなら千回でも
【あらすじ】アフガニスタン出身のカーレド・ホッセイニ原作ベストセラー『君のためなら千回でも』(旧題『カイト・ランナー』)を「ネバーランド」「主人公は僕だった」のマーク・フォースター監督で映画化した感動ヒューマン・ドラマ。ソ連のアフガニスタン侵攻の際にアメリカに亡命し作家になる夢を実現させた主人公が、今なお深い心の傷となっている少年時代に犯した罪と向き合い、それを償うためタリバン独裁政権下のアフガニスタンに帰郷するさまを感動的かつスリリングに綴る。
 ソ連侵攻前のまだ平和だったアフガニスタン。裕福な家庭の少年アミールと、彼の家に仕える召使いの息子ハッサンは、境遇の違いを越えて強い絆で結ばれた親友同士だった。ところが12歳の冬の日、恒例のケンカ凧大会の最中にある事件が起きる。以来、アミールは少年ゆえの潔癖さと後ろめたさからハッサンを遠ざけてしまう。そこへソ連軍が侵攻、アミールは後悔と罪の意識を抱えたままアメリカへ亡命、再びハッサンと会うことなく月日は流れてしまう。20年後、苦労の末にアメリカで念願の作家デビューを果たしたアミールのもとに、アフガニスタンの恩人から1本の電話が入る。“まだやり直す道はある”との言葉に、アミールは意を決して危険なタリバン独裁政権下の故郷へと向かうのだったが…。(@allcinema)



この誓いは今、
君に届くだろうか。


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(注:ネタバレ有り)

今回は邦題がぴったりでしたね。
ちょっと、ぐっときちゃったじゃないの。

少年時代の二人があまりにも無邪気で仲が良かったから、
事件後の二人のぎくしゃく具合、
そしてアミールの態度がなんともなぁ…。
アミールが取った行為というのは確かに少年ながらの潔癖さもあったのだと思う。
何もできなかった自分への後悔とか、知ってて知らぬふりをした後ろめたさ。
自分のためならなんでもしてくれるハッサンの友情の深さに対して、
自分が彼のために身を乗り出してあげられなかった情けなさとか。
とにかく色んな思いがあったんだろうなぁ…。
あんな事件があったのに関わらず相変わらず自分を信じてくれて、
健気なハッサンのそばにいるのが怖くなって、あんな嘘をついたのかもしれない…。

なんだかちょっと先日観た「つぐない」を思い出してしまった。
あれもひとつの嘘から始まった。
後に彼女は、ハッピーな二人を本の中で描くことで償いをした。
此方では、ハッサンへの償いのようにハッサンの息子を救うことを決意する。

人というのはなんとも愚かなものです。
でも、その愚かさを自覚して、そこからまた動き出す力を持ってるのも人なんだよね。

故郷へと戻って、ハッサンの手紙を読むシーンは此方もうるっと来てしまった。
あの頃の二人の仲のいいシーンがやけにまぶしくて、
アミールもずっと忘れようとしてたみたいだけど、忘れられなかったんだろうなぁ。
あんなにも自分を慕って信じてくれてたんだもんなぁ。

それだから、無事にアメリカに戻ってきて、
ハッサンの息子とカイトを飛ばしてるシーンは、
なんだかちょっとほろっと泣けてしまったし、
ハッサンが子供の頃にいった「君のためなら千回でも…」というあの台詞を、
今度はアミールが子供にいってたところには、じーんとしてしまった。
この子のためには、今度は自分がどうなっても守っていこうと、
大切にしようと心に誓ったんだろうなぁ…。

こういう話好きです。
☆☆☆☆





公式サイト
http://eiga.com/official/kimisen/



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thema:映画レビュー - genre:映画


The Astronaut Farmer (2006)/庭から昇ったロケット雲
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【邦題】庭から昇ったロケット雲(2008年7月5日公開)
【あらすじ】かつて宇宙飛行士だったチャーリー・ファーマーは実家の農場を継ぐことになり、彼の宇宙へ行く夢は挫折したかに見えた。しかし彼はずっと諦めていなかった。自分が作ったロケットで、自分の農場から宇宙へ行くことを誓ったのだ。彼を支えるのは、妻のオーディと3人の子供たち。家族とともに全てを投げ打って着々と宇宙飛行の準備をしていたが、FBIやCIAに危険人物として目を付けられ、マスコミが殺到し、<スペース・カウボーイ>は世間の注目を集めることとなってしまう。様々な困難を乗り越えて、ファーマーは追い続けた自分の夢のために、愛する家族のために、本当に宇宙へ行くことができるのか・・・?(@Cinem@rt)


If we don't have our dreams, we have nothing.

夢をあきらめないこと。
父が教えてくれた。


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これは、なんともハリウッドでした…(笑)
家族で見るなんかにはいいかもね。
そして、観終わった後に確かにいい気分になる映画ではある。
あまり何も考えずにすかっと観ないとね、この手の映画は。
私はもうちょっと現実味があるかと思ってたので、
途中は、「え?え?えーー?」みたいな(笑)
「そんなばかなー」って感じでしたが、そこは大きな心に切り替えて観ました(笑)

私はついつい奥さんの立場から見ちゃったから、
奥さんの心の広さと寛大さに拍手だよ。
旦那が借金して、家を借金のかたにしてまで自分の夢を追おうとしてて、
確かに途中でぶちきれたりなんかはしてたけど、
いつも旦那を信じて、ちゃんとサポートしてるんだもんなぁ。
正直言って私にはあそこまでできるかどうか…(汗)

そして子供たちが可愛い。
確かに子供にとって父親というのは大きな存在で、
憧れな存在だもんなぁ。
自分でロケットを作って宇宙に飛んじゃうパパなんてかっこいいよね。

夢を決してあきらめない。
ありきたりなテーマで、ありえない設定もいっぱいあったけど、
こういうテーマって嫌いじゃないです。むしろ、結構好き。
人にありえない、できるはずないじゃん、って思われても、
とにかく自分の道を突き進んで、「できる」と信じることは大事だと思う。
歴史上、発明家とか色んなことをしてきた人たちは、
みんな周りに馬鹿にされてきたりしたけど、自分だけは信じてたんだよね。
なんかチープな感じがするけど、夢を諦めないってのは大事よね。

とにかく細かいことに拘らずに、楽しく観ることをお勧め。
まぁ私もなんだかんだいいつつちょっと感動したんだけどね(笑)


☆☆☆


公式サイト
http://www.rocket-gumo.jp/
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thema:公開予定前の映画 - genre:映画


August Rush (2007)/奇跡のシンフォニー

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【邦題】奇跡のシンフォニー(2008/06/21公開)
【あらすじ】11年と16日間、施設で育った11歳のエヴァン(フレディ・ハイモア)。彼は、両親の顔も名前も知らないが、心に聞こえてくる音を通じてつながっていると信じていた。そして、ある日、施設を飛び出し、N.Y.のストリートで生まれて初めて楽器に出会う。そこで、エヴァンは自分の想いを楽器に託して表現できるということに気付く。そして、自分の音楽はこの世界のどこかにいる両親の元へ届くと信じて…。果たして、エヴァンに奇跡は起こるのか――?(@Cinemacafe)



An incredible journey moving at the speed of sound


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(注:ネタバレあり)

はぁー、よかったよ、これ。
いかにもハリウッドってな感じの親子愛のドラマだけど、
なんかちょっとありえないような奇跡がいっぱいだけど。
でも、いいのよ、奇跡なんてありえなくてあたりまえなんだから。
とにかく純粋な気持ちで観ましょう。

すっかりうるうるしてしまったよ。
エヴァン演じる男の子が可愛い!
そして二人の両親演じるケリーとジョナサンがまた素敵なんだよー。
たった一夜だけの恋。
11年経った後でもどうしてもお互いに忘れられない。
もう素敵なんだよねー。チェロ弾きの彼女とバンドのボーカルの彼。

そして何よりもエヴァンの無垢さとか純粋さに、
私はすっかり引き込まれちゃって…。
「音楽が聞こえてくるんだ…」って。色んな音が音楽に聞こえて、
それはどこかで自分の両親が呼んでいるからだと信じてて、
また何か音楽さえできれば、自分の両親がきっと聞いて自分だとわかってくれる、
そう純粋に信じてる、彼。
その姿がもう健気で健気で。私はそれだけで泣けちゃうよ(笑)

そして純粋に音楽を愛してるのね。
楽器をもたせたら、天才だもん。
勝手に自分で弾けるようになっちゃって。
そして何よりも音楽をやっている時、楽しくてしかたないって姿がまた良くてね。
本当に愛が溢れてるって感じで…。

ロビン・ウィリアムズも出てたけど今度はまたなんともズル賢い役で。
この胡散くささがなんとも似合ってたよ。
確かに金儲けのためにエヴェンを利用してた彼だけども、
彼自身もきっと孤児だったから、色んな意味で、
両親はきっとぼくを見つけてくれると信じ込んでるエヴァンが羨ましかったのかもな。

約2時間あるんだけど、すっかりのめり込んじゃってあっという間の2時間です。
音楽もいいし、最後のコンサートシーンなんて涙でちゃうじゃないの。
そんなわけでお気に入りになりました☆
日本公開はもうちょっと先だけど、お勧めします。


☆☆☆☆☆



::予告編::








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Things We Lost in the Fire (2007)/悲しみが乾くまで

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【邦題】悲しみが乾くまで(2008年3月29日公開)
【あらすじ】オードリーは、夫のブライアンと二人の子供に囲まれ、幸せに暮らしていた。だが、悲劇は突然やってきた。ブライアンが事件に巻き込まれ、射殺されてしまったのだ。葬儀の準備に追われるなか、ふいにオードリーは、夫の親友ジェリーの事を思い出す。ジェリーは弁護士だったがヘロインに溺れ、堕落した生活を送っていた。周囲がみな彼を見放すなか、ブライアンだけが親身に面倒をみていたのだ。そんな夫の行動を理解できず、ジェリーを嫌っていたオードリーだったが、夫が大切にしていた友情を無視できず、ジェリーを葬儀に呼ぶ。彼は初めて会ったはずの子供たちのことをよく知っていた。生前ブライアンから聞かされていたのだった。ジェリーが自分と同じように夫を理解し、愛してくれていたことを知ったオードリーは、自分の家にしばらく住んでくれるよう懇願する。その日暮らしの自分を哀れんでの申し出と想い断るジェリーに、オードリーは言う。「違うわ、助けて欲しいのは私のほう」。こうして、二人の奇妙な共同生活が始まった・・・。(@ORICON)



そう、きっとあなたを利用した。


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これ、公開時に映画館行きたかったんだけれども、地元に来なかったんです。
そんなわけでDVDにて鑑賞。日本でももうすぐ公開です。

スザンネ・ビアのハリウッドに拠点を移しての第一作。
私としてはそのままデンマークでもいいじゃないかと思ってたんだけど…。
彼女の映画は「アフター・ウェディング」が真新しいけれども、
私の中では「ある愛の風景」が一番しっくりきました。

そんなわけで今回の作品は…というと、私の中ではやっぱり、
「ある愛の風景」の方が好きかなと思うのだけれども、
これはこれで、なんだかしっとりと、ほのかに香る希望の光が見える感じでよかったです。

どことなく「ある愛の風景」を思い起こさせるのもあるんです。
あちらでは夫が死んだと思って、その弟に癒される話だけど、
こっちはその夫の友達に癒される話。
もちろん根本的なところは全然違うんだけれどもね。

【喪失】そして【再生】というテーマはよくあるものだけれども、
この映画では、静かに丁寧に描かれていたような気がする。
ハル・ベリー演じるオードリーの夫を亡くした悲しみというのが
とても丁寧に描かれていて、そしてそんな彼女を包み込むような、
情けないヘロイン中毒のジェリーがまたいい。

いや、ジェリー演じるベニチオ。
かなりいい味してました。
そしてハル・ベリーがまた綺麗だったなぁ。
監督の特定の場所をアップするやり方はやっぱり変ってない。

オードリーの隣人のおじさんがまたちょっといい味してたし。
子供たちも可愛かったです。

人によって悲しみ方も、そして立ち直り方も違うんだろうけれど、
どんなに哀しくてもいつか悲しみは乾いていくし、
希望の光はほんのりまた人の手によって見えてくるんだろう。


☆☆☆☆


公式サイト
http://woman.excite.co.jp/cinema/kanashimi/

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Fierce People (2005)

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【邦題】不明《日本未公開》
【あらすじ】ニューヨークに住む16歳のフィン(アントン・イェルチン)は善意の人でありながらも麻薬中毒の母親リズのためにコカインを買おうとして捕まってしまい、人類学者の父親と南アメリカのジャングルで "Ishkanani" を研究するという夏休みの計画はおじゃんになってしまう。リズは2人の関係を立て直そうと、古い友人のミスター・オズボーンが住む田舎の屋敷へフィンを連れて行くが・・・。主役のフィンを演じるアントン・イェルチンは、ロシアのフィギュア・スケート・チャンピオンだった両親と生後6ヶ月でアメリカに移住したロシア系アメリカ人。1999年に 『A Man is Mostly Water』でデビューし、2001年にはアンソニー・ホプキンズが出演した 『Hearts in Atlantis』 で主役を演じた。 (@Junglecity.com)



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題材としては面白いんだけれども、イマイチ何かが足りない気がしました。
ちょっともったいないかも。星4つにいきそうな内容だけど、
私の中でなんか盛り上がりにかけて、星3つ。
元は同題の小説。

母親の古い友人である超金持ち一家の屋敷に住むことになったフィン。
お金がありあまってるように思える人たちの中で、
フィンもそして母親のリズも、上級階級の暮らしを楽しむんだけれども、
後に何かの歯車が少しずつ狂い始める。

やっぱ金持ちでなんでも手に入れられそうな状況にいても、
心の不安定さってのは大きいんだろうなぁ。
最後狂ったようになってしまった孫がなんとも……。
きっと本当はずっともっと前から彼の中には闇が潜んでいたのかもしれない。


☆☆☆



公式サイト
http://www.fiercepeoplemovie.com/


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